こんばんは。苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。
昨日、営業会社から電話が来て、本当がどうかわからないけれど、ホームページを見たという話だったので、開業3か月のしょぼいホームページをどんな人が見てくれているのかチェックしてみました。
グーグルのアナリティクス機能を使っているのですが、どんな検索ワードでこのホームページにたどり着いたかというと
え、3位 ミントの種 嫌がらせ・4位 ミントテロって( 一一)
5月のブログ記事が検索ヒットしている(´-ω-`)
ミントテロはどんな法に触れる? – 苫小牧 ありのみ行政書士事務所 (arinomi-gyosei.com)
みんな、そんなにミントテロをしたいのか、ミントテロをされて困っているのかわからないですが…
しかも、5位~8位も住所不定関連なのですが、住所不定で住民票を復活させたい人がいるのかしらん?
住所不定の状態とは? – 苫小牧 ありのみ行政書士事務所 (arinomi-gyosei.com)
今日から私は苫小牧市のありのみ行政書士事務所ではなく、住所不定のミントテロ行政書士事務所を名乗ろうかしら…。
さて、冗談はさておき、検索ワード1位の「行政書士 記帳代行 税理士法違反」ですが、
一応、税理士法の中で定められた独占業務の中に記帳代行は入っていないですし、
行政書士の業の一つが事実関係の証明で、事業者がすでに行った事業内容を記帳という形で証明することが記帳代行ですので、記帳代行のみであれば税理士法に違反することはありませんが、
- 税務の代理
- 税務書類の作成
- 税務相談
は税理士の独占業務になりますので、取り扱うことが出来ません。
そのうえで行政書士に記帳代行を依頼するメリットがあるのかどうか、ですが。
一般的な会計事務所では、製販分離で
製造部門⇒記帳代行する人
販売部門⇒税務署類を作成する人
に分かれていることが多く、税理士有資格者自ら記帳代行をしていることは多くないように思います。
税理士自ら、他の人が記帳したものをチェックして税務署類を作成していればいいほうで、会計事務所の規模によっては無資格の販売部門で作成したものを最終チェックするのみで、事業者の1個1個の細かい取引内容までは把握していない税理士もいるのでは…?
また、毎月の顧問料をもらいながら、毎月記帳していない会計事務所であれば、適時案内できる補助金などの対応もなかったり、レスポンスの遅さに不満をもっていませんか…?
あとは、会計事務所で記帳をしないで、企業に自計化を求める会計事務所の話も聞きますが、企業の規模によっては事務員を雇うレベルではなかったり、事務員がいなくて、経営者自ら記帳しないといけず、それが負担になっていることもあるのでは…?
それに対して、行政書士はわりと個人でやっている事務所も多いので、行政書士本人が記帳をして、1つ1つの取引内容まで把握していて、会社の状況に応じて、必要な補助金のアナウンスや申請まで出来るのが強みではないでしょうか。なんなら暇すぎて毎月きちんと経理資料を借りに行って記帳してます(私のことです!!笑)。
記帳代行を会計事務所に依頼した方が質がいいかどうかは、先述のとおり製造部門が無資格者のことが多いので、製造部門のレベルや、どこまでチェックするかの会計事務所の運営方針による。ただ、記帳の取り扱い件数は多いので、知識や経験値がある事務所がほとんどだと思いますが、会計事務所でも試算表(のみならず申告書まで)がぐちゃぐちゃなところはぐちゃぐちゃ(;’∀’)
じゃあ、行政書士の記帳代行が質が高いのかも人による。簿記を勉強しても、実務に活かせない人もたくさんいるので…。
また、行政書士に記帳代行を頼む方が会計事務所に頼むより報酬が安いかどうかは事務所の方針による。
私自身は、安かろう悪かろうの質の悪い試算表作れないので…。ただ、報酬以上の仕事は意識している。
もちろん、お客様が良い会計事務所に巡り合えているのであれば、その会計事務所にお願いして、補助金や許認可だけ行政書士に依頼するのでいいと思いますし、記帳代行の安さが優先事項なのであれば、そういった会社に頼んだらよいと思いますので、私は業際問題に触れない範囲で細々とやっていきます(笑)