こんばんは。苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。
よくニュースなどで「住所不定無職の〇〇容疑者が~」などと聞きますが、住所不定とはどういう状況なのかしらん?と思っていましたが、住民票が役場の職権で消除されることもあるのですね。
住民基本台帳法に基づいて、例えば郵便物が返戻されるなど、本人が住民票上の住所に住んでいるか不明な場合、住民基本台帳の正確性を確保するために、実態調査が行われます。
以下のリンクは函館市の実態調査実施要領です。
住民基本台帳実態調査は、住民の居住の実態を把握し、住民基本台帳の正確性を確保するために行われる調査です
実態調査の結果、住んでいないということになれば職権で住民登録が消されてしまいますし、
あとは、引っ越しで転出届は出したけれど、転入先でいつまでも転入手続きを行わないで放置している場合なども住民登録が消除されてしまいます。
住民登録がないと、住民票や印鑑証明書が取れなかったり、国民健康保険に加入できず、適切な医療を受けられなかったり、必要な給付金の受給ができなかったり、小さいお子さんがいる場合だとお子さんの教育にも影響が出てきます。
一度消除されてしまった住民票を復活させる場合、あまりにも時間が経ちすぎると必要書類が増えて余計に面倒なことになってきます。
春で引っ越ししたりした方は、忘れずに住民登録手続きをしましょう~(^^)/
(引っ越ししていなくても正しい住所地を届け出ましょう)