こんばんは、苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。
今日は今年最後の祝日だそうで(天皇誕生日も時期が変わってしまったので…)。
昨日は今年最後の飲み会&献血だったので、
11月だけれど1年の終わりが近づいている感じがします。
(献血は無事に80回目達成できたし、もしかしたら年内にもう1回くらい行くかもしれないけれど(笑))
今日は、土曜日の祝日で月曜日への振替がないので、あまり祝日の実感がわかないというか、
勤労を感謝してるんだったら月曜日に振替してほしいと思う労働者も多数存在していると思います(-_-メ)
ちなみに、祝日法では「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを『国民の祝日』と名づける」とし、『国民の祝日』は、休日とする(祝日法第3条第1項)と定めていて、
『「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする』(祝日法第3条第2項)という、いわゆる振替休日の制度が設けられています。
今日の「勤労感謝の日」とは、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」という趣旨で制定された国民の祝日で、元々はお米の収穫時期の新嘗祭に由来するものだそう。
さて、そんな勤労感謝の日ですが、私自身は人を雇用してはいないですし、
むしろバイトに行ったりして人に雇われている立場なので、
働く場所があることやお給料をもらえることに感謝することも多いのですが、
逆に雇用している経営者側って、正当に従業員に対して感謝の気持ちを持っているのだろうか?
と生意気ながら、他人様の会社の帳簿だったり、求人情報などを見てると思うときがあります。
給与の額面だけが評価や感謝を伝えたりするものではないと思いますし、会社の社会保険料負担が相当なものであることは重々承知しているのですが…。
もちろん、経営者は最終責任を取る立場だし、苦労が多いことも知っているので、報酬が高いのは当然だとは思うのですが、
役員報酬の金額や会社の利益のバランスと全然合っていない従業員給与を出している会社を見ると悲しい気持ちになる…。
苫小牧市内で毎年しっかり利益も出している中堅規模の会社で、
勤務時間朝8時~夕方17時で、休憩時間2時間、毎週土曜日も出勤で年間休日70日
年収200万円の求人をd〇daで見たときには誰が応募するんだろう…と思ったり。
(休憩2時間じゃなくても、1日の勤務時間を7時間にして土曜日も出勤させる会社多いよね…)
フリーターの時給の方がよっぽど高い正社員の給与とかを見ると、賞与とか退職金とかでちゃんと報われてほしい…と従業員に対して勝手に感情移入するときがある(笑)
給与面以外でも、中小の警備会社などが障がい者を何かと搾取している事例は多数聞くので(全ての中小の警備会社に当てはまるものではないのであしからず)、障がい者に対してだけではないですけど、人を駒としか思っていない経営陣もそれなりにいるんだろうな~と思います。
逆に、雇われている従業員もそういった環境を疑問に思わないのか、洗脳されているのか…。
先日、事情があって20歳を過ぎてから高校を卒業した知り合いが、高校卒業が遅れたことや正社員で働いたことがないことをコンプレックスに思っていたのか、「自分は最低賃金の仕事しか出来ない」と思い込んでいた話を聞き、なんだか胸がギュッとなりました。そんなことないんやで…ないんやで…。
ちゃんと仕事も出来る人なんだから、適正に労働価値を自己評価してほしいし、給与面でも評価されてほしい…。
何でもかんでも他と比較する必要はないけれど、
従業員も経営者も自分の働いている環境・働いてもらっている環境が客観的に見てどうなのか?どう思われているのか?ということは頭の片隅に置いておいてほしいし、
今の環境が良いものだとしても、その環境を当たり前だと思わずに、
従業員・経営者双方がwin-winになれるようにレベルの向上は図っていきたい、とは思う。
とまぁ、なんだかまとまりのない話になってしまったけど、
貧乏行政書士は日々仕事のご依頼を頂けることに感謝しながら過ごしておりますので、皆さんなにとぞ…(笑)
来年の準備もボチボチはじめなくては…。