こんばんは。苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。
毎日ブログ更新しようと思っていたのに、すっかり昨日は失念してしまいました…。無念…。
さて、一昨日のブログで個人の実印登録をした話を書きましたが、今日は職印の話でも。
行政書士には職印というものがあり、業務上使用する印鑑を行政書士会へ届け出て、作成した書類へ押印義務があります。
一般的には正方形の角印で「行政書士〇〇(名前)之印」という縦書きの印鑑になります。
サイズは行政書士の単位会ごとで設定があるようで、
東京都行政書士会は一辺が15mm以上~24mm以下の正方形・角印。
埼玉県行政書士会は一辺が18mmの正方形・角印と決まっているようです。
北海道行政書士会はサイズの指定はありませんでした。
ただ、他の行政書士さんのサイトを見ていると、他の先生と仕事を共同受任するときに先輩より大きな職印だと恥ずかしくなる…という話が載っていたので、私は一番小さい15mmです(笑)
でしゃばりません、勝つまでは…(何に…)
職印は行政書士会を通じても購入できますが、購入場所も指定がないので、実店舗でもネットで購入してもOKです。
印鑑の材質の指定はないので、価格や好みでいいと思います。屋久杉とか、水牛、チタンなどの高価格帯のものもありますが、私は一番安い柘植で1,930円でした。
字体は、印相体(いんそうたい)・篆書体(てんしょたい)・古印体(こいんたい)・隷書体(れいしょたい)・行書体(ぎょうしょたい)・楷書体(かいしょたい)などがあります。
印鑑の匠ドットコムさんでは、印影のプレビューが見れるので参考になります。
資格印・角印の印影プレビュー | 印鑑の匠ドットコム (inkan-takumi.com)
字体も行政書士会から指定はないので、こちらも個人の好みです。
篆書体・印相体は可読性が低く、法律家らしさがあるそうです。
他の可読性の高い字体にして親しみやすさを売りにすることもできます。
可読性の高い字体を選ぶにしても、可読性の低い字体を選ぶにしても、その人の名前全体の画数バランスにもよって、印鑑の印象が変わってくる気がします。
古印体だとホラー漫画とかの怖いイメージかしら、と思っていましたが、最近の若い人は古印体を可愛いカワ(・∀・)イイ!!と思うそうです…ホントか?
「なぜこの字体にしたのか…」商品ラベルに使われた古印体フォントをめぐって議論が巻き起こる→「不気味なイメージしかない」「普通にかわいい」 – Togetter
若い人にカワ(・∀・)イイ!!と思ってもらえるかわからないけど、私の職印の字体は古印体です。
実際に届いた職印は15mmで小さいからか、古印体の節?があまり目立たず、不気味な感じはまったくありませんでした。
書類たくさん作って職印を押しまくれるように頑張ります。