貯金と預金の違い。

こんばんは。苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。


先日、相続関連で亡くなられた方の口座解約手続きを代行してきたので、備忘録的に記録しておこうと思います。

今回、亡くなられた方が保有していたのは、

①ゆうちょ銀行

②地銀A

③地銀B

④メガバンク系信託銀行

の4行。



相続財産に不動産もあったので遺産分割協議書と法定相続情報一覧図は司法書士さんにて作成済みでしたので、私は口座解約手続きと相続税申告用の残高証明書と10年分の取引明細書の発行依頼をするだけです。

余談ですが、「貯金」と「預金」は違って、


預金は、銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫などの民間金融機関にお金を預けることを指し、法律上は銀行法などに基づいて定義されています。 

貯金は、ゆうちょ銀行(旧郵便局)、JAバンク(農協)、JFマリンバンク(漁協)など、協同組合系や国の制度を背景にした金融機関にお金を預けることを指し、郵便貯金法や農協法などで定義されています。 

たまに、会計ソフトでもご丁寧に「普通預金」「郵便貯金」とかわざわざ勘定科目を分けてくれる会社もありますね(今回、IT導入補助金で購入した弥生会計がそうでした)。

①ゆうちょ銀行の場合、相続手続きで銀行の窓口に2回行く必要がありますが、

一定の条件で使える相続Web案内サービスを使えば、窓口に行くのは1回で良くなります。

相続Web案内サービスのご案内-ゆうちょ銀行

今回は、すでに配偶者さんが先に亡くなられていたので、相続人はお子さん2名で、司法書士さん作成の法定相続情報一覧図には、先に亡くなられた配偶者さんの情報は何も載っていないのですが、

ゆうちょ銀行のWeb案内サービスには先に亡くなった配偶者さんの情報も入力する箇所があるので、

その情報もヒアリングが必要になります。

他の金融機関は相続人が複数いて、例えば相続人間で平等に分けることになっているときに、それぞれの相続人の口座に振り込んでくれますが、

ゆうちょ銀行は遺産分割協議書の内容にかかわらず相続人代表のみへの振り込みとなります。

また、私が手続きした2026年1月だと相続人代表のゆうちょ銀行口座への振り込みか、口座の名義変更か、払戻証書でのお渡しか、現金渡し( ゚Д゚)だったのですが、

私が手続きした直後(2月から?)、ゆうちょ銀行口座以外への振り込みも対応してくれるようになったみたいです。

今回は、ゆうちょ銀行口座をお持ちの相続人さんでしたので事なきを得ましたが、窓口で現金で預かってくることにならなくて良かったよ…。

残高証明書はその場で発行、取引明細書は後日郵送対応でした。

また、残高証明書の宛名は被相続人や相続人ではなく、代理人の私の名前でした(;^_^A(地銀Aと地銀Bも)

税理士さんに提出するために取得した残高証明書なんだから、私の名前じゃなくてもいいのですが…。

元なんちゃって銀行員なので、銀行が忙しい五・十日と月曜日は避けて窓口に行ったのですが、2時間はかかりました…。

②ゆうちょ銀行での手続きを終えて、その足で地銀Aへ。

知人が地銀Aで自身の相続で口座解約手続きに行ったときに、2時間かかった話は聞いていて、

小さな支店だったから、本店の方だったら慣れている人も多くて所要時間違うのかも?と言われたので、

本店の方に行ったのですが、2時間半コースでした(笑)

ちなみに、ゆうちょ銀行は相続での口座解約手続きを代行するときの委任状書式をWebに載せておいてくれているのですが、

地銀A・地銀B・メガバンク系信託銀行は委任状書式はWebに掲載なしです。

ただ、「当行所定の委任状」という文言が載っていたりするので、専用の書式に書かなきゃだめかと思っていたら、「当行所定の委任状」は相続人が複数人いるときに、その中の一人が代表して手続きするときの委任状を指しているようで、行政書士が代行するときは、内容さえ分かれば委任状の書式は自由だそうです。

③ゆうちょ銀行⇒地銀Aが終わり、銀行が閉まる15時になってしまうと思いながら、地銀Bへ。

ちなみに地銀Bは相続センターがあるので、窓口では相続の手続きは基本的にしないそうです。

なので、地銀Bは口座開設店の支店に連絡をする⇒相続センターから電話で連絡が来る(しかし、この電話が来るまでに結構日数がかかった。最初から相続センターに電話しても良かったのかもしれない)⇒相続手続きの書類が郵送で送られてくる⇒相続手続きの書類を送り返す⇒手続き完了で送り返されてくる流れなのですが、

遺産分割協議書や印鑑証明書の原本を郵送しないといけないのと、原本のお返しに2週間ほどかかりますと言われ、

窓口に行けば、遺産分割協議書や印鑑証明書の原本のコピー対応はしてくれるとのことでした。

コピーだけなので、所要時間は15分ほどでした。

ちなみに、郵送で送られてきた手続きの書類も書き終わって銀行の窓口に持って行っていたので、相続センターへの送付も窓口の方がしてくれました。

地銀Bが手続き開始から完了まで一番時間がかかったけれど、相続手続き書類が郵送で送られてきたときの記入見本にわざわざ私の名前を入れておいてくれていて、1件1件丁寧に対応してくれているのかな?という感じがしたのと、事務所で空いている時間に書類を書けば良い気楽な感じが良かったです。

あと、地銀Aと地銀Bは私の実印と印鑑証明書原本も必要とのこと。

これは行政書士としての職印・職印証明書でも、個人としての実印・印鑑証明書のどちらでも良いそうです(行政書士法人であれば、法人としての対応になると思いますが)。

④最後にメガバンク系信託銀行へ書類郵送。

メガバンク系信託銀行もWEBから相続手続きの申請ができるので申請する⇒その日のうちに電話がかかってくる(申請した時間によっても違うと思います)⇒必要書類を郵送で送ってくれる(電話来たその日のうちに郵送してくれたっぽい)⇒必要書類を送り返すという感じでした。

一応、札幌にも支店はあるけれど、メガバンク系信託銀行のみ郵送で手続きしました。

さすがメガバンク系なだけあって、郵送で届いた記入見本はめちゃくちゃ立派な冊子でした。

最初、電話がかかってきたときは、行政書士が代理人をするなら遺産分割協議書の原本も印鑑証明書原本もいらないですよ、という対応だったのですが、郵送で届いた書類にはそのようなことは何も書いていなかったので、一応原本送付しました(笑)

ただ、原本で送付したものはすぐにコピーを取って送り返してくれました。

その後、相続手続き完了して、なぜか残高証明書と取引明細書を別々で郵送してきて、まとめて郵送してくれても良かったのに…という感じはしましたが(笑)

今回は、4行合わせて、銀行の窓口に行ってから、全ての解約手続きが完了するまで3週間でした。

札幌だと葬儀屋さんと提携している行政書士が口座解約手続きする場合、1行当たり50,000円と言われたそう。

遺産分割協議書作成も含んでいたり、相続人の人数が多い場合であれば、この料金も納得ですが、

遺産分割協議書は他士業が作っていたり、相続人が少人数の場合はね…と思うのですが、どうなんでしょうね?

旧ジャニーズ事務所のファンクラブに入会する手続きって以前は郵便局だけでの受付でしたが、今は違うのかな?

ジャニーさんがメガバンクやコンビニは存在しない地域があるけれど、どんな田舎にも郵便局の窓口ならあるでしょ?と言って郵便局受付だったと聞いたことがあります。

郵便局の貯金口座、みんな持ってるでしょ?という発想が垣間見えるゆうちょ銀行の相続手続きでした。

ちなみに、私は一時期V6のファンクラブには入会していたことがあります(長野くん推しでした)。

投稿者について

ありのみ行政書士事務所

北海道苫小牧市の行政書士です。
あなたのナシをアリ!に変えていきたい~というダサいキャッチコピーとともに、事業者様の記帳代行や補助金申請、許認可等に対応しています。
ホームページ初心者ですが、よろしくお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA