こんばんは。苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。
開業してから今まで、バイト中にしか営業電話がかかってこないので、電話に出たことがなかったのですが、今日初めて出てみました(笑)
携帯電話から一般のお客様を装って電話をかけてきて
「相続を専門にされていると見て、仕事をお願いしたくて…」
?????
思わず、「相続は手掛けていないんですが、どこで見たんですか??」って聞いてしまったよね…
「ホームページのブログを見て、成年後見の話など書いてあったので…」
と本当かどうかわからないけど、一応ホームページを見て連絡したアピール。
ホームページすら見ないで連絡してくる営業もいるのでしょうから、そのアピールは重要ですよね。
その後の会話で、某リンスインシャンプーと同じ名前の東京にある会社による営業電話であるということでしたので、弊所ではお引き受けできないことをお話して終話しました。
さて、皆さんはお取引先様や取引見込先のホームページだったり、SNSって見てますか?
私は企業のホームページを見るのが好きなので、ホームページがある取引先についてはよく見ています。お客様との会話のきっかけにもなったりしますしね(*^_^*)
ただ、たまにリスクのある文言を載せたホームページだったり、SNSを見るとヒヤッとします。
事例①法人名も載せた経営者の実名SNSアカウントで、退職した従業員の不満を載せる。
さすがに退職者の名前は出してはいないですが、退職した人自身に問題があっても、その人を採用・教育した会社にも責任があることの自覚がないのでしょうか。なぜ経営者自ら会社の採用を妨げたり、自社の評価を下げるようなことを書くのか不思議ですね。
事例②本社以外に、営業実態のない住所を支店としてホームページに載せている。
登記上の本店と同じ市内であればまぁいいのですが、別の市町村にも営業所があると所定の要件を満たした場合に、その営業所の所在地でも法人住民税が発生します。つまり、複数の法人住民税の納税が必要になります。全国どこでも仕事をするアピールで、親密な取引先の住所を支店としてホームページに載せていたようですが…。
事例③お客様の声をホームページ作成会社が偽装している。
お客様の声は、その内容が嘘でなくても、良い評価であっても、サクラに書かせたり、自社の従業員に書かせたりすると、ステルスマーケティングに該当する可能性もありますし、景品表示法に違反する可能性があります。
あとは個人的に、写真をSNSなどに載せるのに、お取引先様やお客様の顔や名前をぐちゃぐちゃと雑に消し込む人を見ると、それを見た、お取引先様とかお客様の気持ちって考えないのか不思議です(´-ω-`)
ホームページやSNSは営業する上で重要なアイテムだと思いますが、法的に問題がないのか、公開する前によく考えてから載せる必要がありますね。
私も自戒の意味を込めて。
とりあえず、私が今日言いたいのは
生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす!!
(もう少ししたら風化しそうな言葉ですが…)