こんばんは。苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。
先日、映画館で平野啓一郎さん原作、池松壮亮さん主演の映画「本心」を観てきました。
ざっくりとしたあらすじは「朔也の母親は、彼に“大事な話があるの”と言って急逝する。しかし、朔也は幸せそうに生きているように見えた母親が“自由死”を選んでいたと知る。自ら死を望んだ母親の本心を知りたいと思った朔也は、最先端AI企業に依頼して母親をよみがえらせるのだが……」というもの。
北海道新聞で連載されていたときから読んでいて、池松さんなら主人公の雰囲気と合っているなーと思って、楽しみにしていた作品でした。
エンドロールで窪田正孝さんの名前あって、どこに出てた!?と思っていたら、ネットニュースにもなっていました。
『本心』窪田正孝の役柄が判明!「どこに出ているのかわからない」と話題(シネマトゥデイ) – Yahoo!ニュース
てっきり本物のAI音声だと思っていたので\(◎o◎)/!
映画は公開中なので、ここでは感想は書かないですが、他の平野作品の映像化(「マチネの終わりに」「ある男」)もそうですが、あの世界観を2時間に収めるのは難しいよね…。
せめて「空白を満たしなさい」みたいにNHKの連続ドラマでやるか、エピソードを絞るかしないと…、豪華キャストの無駄遣いになってて(´-ω-`)
仲野太賀さん好きなのに、ただのいやらしい金満家みたいなイフィーの描かれ方で悲しい( ;∀;)
でもまぁ、ラストの田中裕子さんの一言が主人公が求めていた本心だと思うと良い終わり方だったと思います(感想言わないって言いながら結局書く)。
原作では2040年の設定だったのが、テクノロジーの進化に合わせて映画では2025年(主人公が目覚めてからだと2026年?)の設定になっているほど、AIやIT技術は日々進化してますよね。
昔は授業を受けるとか、試験を受けるとかはどこかに集合しないといけなかったのに、
今はネット環境があれば講義を受けたり、試験を受けたりできますもんね。
その中でも不正が起きない仕組みも準備されていて、
食品衛生責任者のe-learningでは顔認証で複数人を認識した場合は講義が受講できない仕組みだったりとか、
自宅で受験できるネット試験ではスマホのカメラでパソコンを映して(パソコンもウェブカメラ起動する)不正操作していないことを確認する仕組みだったりで、
ITに詳しくない私はスゴ~イと感心するほかないのですが…。
明日から受講する某研修もgoogle classroomという、googleのアプリを通して課題提出や採点がされるそうです。大学で代返してもらっていた時代が懐かしい…(笑)
コロナのおかげでテクノロジーが進化して、試験や講義に限らず、買い物など、自ら移動しなくても良くなり恩恵を受けれるようになった部分もあれば、人によっては付いていけなくて困っている人もいるんだろうな…とも思います。
行政書士もAIに取って代わられる仕事とも言われますし、確かにと思うこともありますが、
映画「本心」を見てても、リアルアバターだったり、アバターデザイナーのイフィーなど、
人間に求められている仕事もまだまだあると思いますので、腐らずに人間力を磨いていこうと思います(笑)
「決壊」と「ドーン」の映像化も待ってます!!(どうか関係者に届きますように!!)