こんばんは。苫小牧市のありのみ行政書士事務所です。
北海道行政書士会では令和6年は2月中旬に行政書士の登録説明会が開催されました。
札幌市内のホテルで100名定員だったのですが、満席でした。
もし、来年以降で参加を考えている方はお早目に申し込みした方がいいかと思います。
札幌に来れない人には説明会の資料の送付サービスもあったようです。
説明会の内容としては、行政書士会の先生方数名が自分の経歴や専門としている分野、どのようにお客さんを獲得していったかなどのお話の他、登録申請の書類の書き方の説明があります。
登録申請に必要な書類は手書きが基本なのか、提出枚数をわかりやすくするのが目的なのか、提出する枚数分用紙が配布されました。
もちろん、1枚だけ手書きしてコピーでも大丈夫ですし、パソコンで入力しても大丈夫だそう(ただし、PDFでしかデータは配信していない)。交付式のときに、他の先生の提出書類がチラッと見えましたが手書きの方もいました(私はパソコンで入力、作成した書類の話は別の備忘録で書きます。)
北海道行政書士会の場合、登録月の2か月前の20日が申請書提出締め切り。
(5月1日に登録するなら、3月20日までが提出締め切り。令和6年は祝日の関係もあり、3月22日が締め切りでした。)
その後、登録月の前月1日に北海道行政書士会内での審査(私の場合は4月1日)があり、補正することや確認事項があれば、その日の夕方に連絡が来るそうです。
単位会での審査が無事に終わったら連合会での審査があり、行政書士登録の通知が来ます。
ちなみに、説明会での質疑応答で出ていたのは印象に残ったのは
①公務員経験がある人が行政書士登録するための算定期間の中に産休・育休期間は含むか⇒事務経験の年数には含まない。
②副業で行政書士になる場合、本業のお客様に対して行政書士の営業をしてもいいか⇒本業の勤務場所や時間内では行政書士の業務はできないので注意すること。本業の時間と副業の時間は区別すること。また、週末だけの行政書士なども可能ではあるが、行政書士は原則仕事を断ることができないので、週末だけで時間が足りるかどうかも考えること(なんとなく、副業などの中途半端な気持ちで取り組まないでほしいような会の意向を感じた)。
②の話を聞いて、行政書士会で役職ついて活躍されている先生方はしっかり儲かっている先生が多い印象を持ちましたし、行政書士業に対する熱意が高いと感じました!